人気ドラマの最終回。

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半年ぐらい前から、トルコのテレビドラマが急におもしろくなってきました。
といっても、番組内容はほとんど変わっていないので、
わたしのトルコ語がやっとテレビにも対応できるようになった
って、コトだけなのでしょうが・・・。


トルコの連続ドラマは、1回の放送が長くて、
前回のあらすじを含めて2時間半ぐらい・・・ほぼ映画1本分です。

だいたいドラマは、夜8時から始まるので、終わるのは、11時半前。
あっという間に、眠る時間になってしまいます。
たまに見るのなら良いけれど、
気になるドラマが4本もあると、毎日がこんな調子になり、
さすがに、これじゃ時間がもったいないです。


中でも、わたしのお気に入りは、「ask-i memnu」という恋愛モノ。
2年ぐらい前から、続いているロングランのドラマです。
アンタルヤにveda(お別れ)する前に、
ask-i memnuのveda(最終回)の放送日程が決まっていたので、
『帰国を引き延ばそうか?』ってちょっと悩んだぐらい。
(ネットで見れるので、予定通り帰国しましたが。)


わたしだけが、こんなに入れ込んでいる訳ではなく、
トルコ人も大好きなこのドラマ。
今週放送された最終回の視聴率(瞬間最高視聴率だと思います)は、73.7%、
『4人に3人が見た』と、報道されていました。
日本では、平均視聴率が15%を超えるとヒット作と言われるコトを考えれば、
この数字は異常です。


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「ask-i memnu」を知らない人のために、簡単に説明すると、

大金持ちのアドナン(adnan)の後妻に入ったヴィフテル(bihter)と、
アドナンに子供の頃から育ててもらっていた甥っ子のべフリュル(behlul)が、
禁断の恋に落ちるお話なのですが・・・。
他にも恋愛関係や陰謀が錯綜していて、とにかく、ややこしいです。
たとえば、
behlulの昔の恋人が、bihterの姉妹だったり、
bihterがadnanと結婚する前、bihterの母親がadnanを狙っていたり、
adnanの娘(nihal)はbehlulに恋をして(結婚直前までいく・・・)、
家庭教師( Matmazel=deniz hanim)はadnanに好意を寄せていたり、
adnanを陥れようとしている人がいたり・・・と、まだまだありますが省略。

最終回は、
behlulとnihalの結婚式当日に、
bihterがbehlulとadnanの前で自殺を図り、
behlulの苦悩と、adnan一家の旅立ちで幕を閉じました。


終わり方もなんだか、物足りなかったですが、
そもそも、bihterがbehlulに入れ込むのが理解できなくて・・・。
だって、behlulは大学を何年も浪人し続けて卒業できないし、
(結局、最後には卒業しましたけれど)、
兵役だって終わっていないし、
確かに遺産があるのかもしれないけれど、仕事はないし、
無責任で追いつめられるとすぐに逃げるし・・・。

それでもbihterはbehlulに執着して、精神的にもおかしくなるし、
behlulに『一緒に逃げよう』って、
behlulとnihalの結婚式当日まで誘惑し続けるし・・・。

そこまで追い込んだら、男は余計に逃げるんじゃないの?
本当にbehlulが好きなら、彼の幸せを考えるのなら、別れれば良いのに。
(って、それじゃドラマにならないのか?)

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とにかく、納得がいかないコトばかりで、
登場人物には、全く共感ができないドラマでしたが、
それでも、展開が気になって見逃せないっていうのは、
やっぱり、名作なのでしょうね。

原書では、adnanとMatmazelが結婚するらしいので、
もしかしたら、ドラマとは違う展開かもしれません。
時間があるときに、読んでみようかな?って思っています。



脈絡の全くない写真は、以前作ったステンドグラスのパネル。
余った端ガラスで、コラージュを作りました。
文字ばかりじゃ寂しいかな?って思って・・・。
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# by akdeniz_tk | 2010-06-25 23:01 | アンタルヤの事情(生活編)。 | Trackback | Comments(4)

hellim チーズ。

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以前、日本から来たお友達が、おみやげ宅配サービスのカタログを見せながら、
「お土産にはこれが買いたいの」と指差したのは、hellimチーズでした。

トルコのチーズには詳しくなくって、聞いたこともなかったけれど、
カタログを読んでみると、

クセがあるからクセになる、新しい風味にようこそ。
トルコ地中海沿岸の特産ハルーミチーズは、“焼いて食べるチーズ”。
お好みの薄さにスライスしてフライパンでこんがり焼くと、
もっちりとした食感が楽しめます。

おみやげ宅配サービスより引用

とのコト。

hellimがハルーミになっているのも気になるけれど、
(なんだか日本の女性の名前みたい)
地中海地方にカタログに載るようなお土産チーズがあったのか!
っていうコトにも驚きました。

とりあえず、スーパーへ行ってみると、
いくつかのメーカーのhellimチーズが置いてあり、
お友達は、お土産に大量買いをして、
わたしは、味見用に1つだけ購入。

その日の夜、みんなで試食会をしました。
ほとんどクセはなかったですが、かなり塩辛かったです。

「クセがあるからクセになる」というのは、
vanのotlu peyniriだったら納得の謳い文句だけど、
hellimチーズには、ちょっと無理があるような気がします。


と、ここまでは、かなり前(去年の年末)の話。
帰国前に、トルコ食材について調べていたのですが、
ちょうど、hellimチーズについて記事があって、
正確には、キプロス名産のチーズであるコトがわかりました。
キプロスも地中海に浮かぶ島だから、
地中海名産と言えなくもないのでしょうが・・・。



話題に出たら、急に食べたくなってきて、
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メーカーを変えたら、塩味も変わるかしら?と期待を込めて、
違うメーカーのチーズを買って、焼きました。

付け合わせは、身体に悪そうなソーセージ。
(日本だったら、絶対に食べないですが・・・。)
そして、野菜とオリーブ。


・・・やっぱり、塩辛かったです。
大量のきゅうりと一緒に食べました。

決して、味は悪くないので、
もしかしたら、水に1日ぐらい浸けて、
塩抜きをすると、すごくおいしくなるんじゃないかな?って気もします。
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# by akdeniz_tk | 2010-06-24 23:00 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(6)

アンタクヤ(ハタイ)名物 キュネフェ。

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キュネフェ カイマク載せ。
アンタクヤ(ハタイ)の名物ですが、トルコ国内どこでも食べるコトができます。

もちろん、アンタルヤにも何軒もキュネフェ専門店があります。
だけど、キュネフェに詳しいお友達が言うには、邪道だそうで、
「ハタイのキュネフェは、こんなものじゃない!!」と力説していました。



キュネフェとは、
小麦粉でできた細麺状の生地(テルカダイフ=tel kadayıf)で、
キュネフェ用のフレッシュチーズを挟み、

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コンロかオーブンで焼いた後に、
シロップをかけた、甘い、甘い、スィーツです。
カイマク(クロテッドクリーム風)かアイスクリームを上に載せても良いです。

わたしのお勧めは、カイマク載せ。
シロップの甘さが緩和されるので・・・。

だけど、ただでさえ糖と油の塊のようなお菓子なのに、
さらに乳脂肪まで摂取するコトを考えると、身体には悪そうです。
たまにしか食べないので、大丈夫なのかな?



ちなみに・・・。
「カダイフって、どうやって作るのだろう?」って気になっていましたが、
去年の末、その疑問は解決。
ハタイの市場で、実際に作っているところを見学してきました。


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熱した丸い鉄板を回しながら、上から生地を落としていきます。

そうめんやうどんのように、切るか伸ばして作ると思っていたので、
ちょっと意外な作り方に、驚きました。
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# by akdeniz_tk | 2010-06-23 22:22 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(2)

ヤギの角。

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Keçiboynuzu。

初めて見たとき、直訳してしまい、
『トルコでは、ヤギ(Keçi)の角(boynuz)まで食べるんだ~』と驚いたのですが、
もちろん、違います。

日本名では、イナゴマメ。英語を訳さずに、キャロブと言うコトもあります。
産地は、地中海地方。チョコレート(ココア)の味に似ていて、
しかも低カロリーで鉄分が豊富なので、日本では、健康食品として使われるそう。
トルコだと、そのまま、ボリボリとかじります。


最初のイメージ(ヤギの角)が抜けていないわたしは、
あまり食べる気がしなかったのですが、
「身体に良いから、食べたら・・・」と差し出されたので、
仕方がなく、味見をしたコトがあります。

恐る恐るかじってみると、確かに、ほんのり甘かったけれど、
チョコレートの味は、あまりしなかったような・・・。



そして、この前、
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初めてキャロブの樹を見ました。

遠くからだと、あまり気にならなかったのですが、
近づいてみると、なんだか異様な雰囲気が漂っていました。
実のなり方が、怖いのです。


樹になる豆って、珍しいからかしら?


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# by akdeniz_tk | 2010-06-22 00:54 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(0)

アンタルヤ名物 Serpme Böreği(セルプメボレイ)。

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ボレキ(○○ボレイ)は、トルコ発祥の穀類で作った生地を使ったパイ(のようなモノ)。
トルコだけでなく、アラブ各国、ギリシャ、バルカンなどで食べられているようです。


トルコには、いろいろなボレキがありますが、
トルコ各地、どこに行っても食べられるのは、スボレイとコルボレイ。
トルコのクレープ風のギョズレメも、
別名サチボレイなので、ボレキの一種です。

ちょっとおもしろいなぁ~と思ったのは、
パイシートで作ったミートパイなどもボレキですが、
アップルパイなど甘いパイは、ボレキには入らないってコト。




アンタルヤにも名物ボレキがあります。
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Serpme Böreği(セルプメボレイ)。


何が普通のボレキと違うのかというと、その作り方。
生地に油をたっぷりとつけて、
大理石の台の上に回し投げながら伸ばしていきます。
最後に、ひき肉かチーズをはさんでオーブンで焼いて出来上がり。

ポイントは、もちろん生地をどれだけ薄く伸ばせるかってコト。
これが、そのままおいしさにつながります。


最近では、ちゃんと技術を持った職人さんが減ってきているそうで、
そのうち、幻の名物料理になるかも?
ちょっともったいなさすぎます・・・。





追記:日本に帰りました。
   これからしばらくは、トルコでとった写真をUPして、
   後は、日本でのお話に移行していくつもりです。
   ちなみに、日本滞在予定は、半年。
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# by akdeniz_tk | 2010-06-21 02:55 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(3)

鶏と卵の関係。

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トルコでは理不尽なコトがあっても、
「ここはトルコだから・・・」って一言で片付いてしまいます。
それで済むコトも多いですが、済まないコトも、もちろん、あります。

今回は、その1つ。銀行口座の開設について。

随分前(5年以上前)に、わたしが口座を作った頃には、
パスポートと納税番号(税務署で発行)さえあれば、すぐにできたのですが、
最近は、なかなか簡単にはいかないみたいです。

というのも、数ヶ月前のコト。
お友達につきあって、新規口座開設に行ったとき、
「ikamet(滞在許可証)が必要です」とあっさり拒否されてしまいました。

日本人は、3ヶ月以内の滞在の場合、滞在許可証は不要。
警察署に行ったところで、「3ヶ月経つ直前に来なさい」と追い返されます。
じゃあ、滞在許可証が取れるのを待ってから、口座を開けばよいのか?というと、
そもそも、滞在許可証の申請時に、
トルコの銀行に、1ヶ月につき500USDの貯金をしておかなければなりません。
(たとえば、1年のikamet申請をするには、6000USDの貯金が必要)

つまり。銀行口座の新規開設には、滞在許可証が必要なのに、
滞在許可証の申請には、銀行口座が必要というコト。
・・・矛盾しています。



結局。
知り合いのいる銀行へ行って、お願いして、
滞在許可証なしで作ってもらいました。
開設してもらっているときに、行員さんと話していても、
「・・・ここは、トルコだからね」と一言。

今回は、コネで無事解決しましたが、
知り合いがいなかったら、どうすれば良いんでしょうね・・・。



ちなみに。
写真の銀行と、口座開設した銀行は別です。
ちょうど銀行の写真があったので、使いました。
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# by akdeniz_tk | 2010-06-18 01:29 | アンタルヤの事情(生活編)。 | Trackback | Comments(0)

日本的なカレーライス。

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日本の国民食カレーライス。
海外に住んでいても、無性に食べたくなります。
簡単にカレールーが手に入る国もありますが、
トルコでは、ちょっと難しいです。
きっと、ラードの入っているカレールーは、イスラム教的にNGなのでしょう。


今回、どうしても『気分はカレー』だったので、
トルコでも普通にスーパーで売っているカレーパウダーを使って、
日本的なカレーライスを作るコトにしました。


【材料】
玉ねぎ(小)     1個
にんじん(小)    1本
鶏肉         100g
ジャガイモ      1個
にんにく(みじん切り)2片

(ルー用)
バター     30g
カレーパウダー 大さじ2
チリパウダー  小さじ1/2~1
(トウガラシでも)
クミン     小さじ1
ターメリック  小さじ1
小麦粉     大さじ3
牛乳      30ml


(調味料)
醤油      大さじ1
オイスターソース大さじ1
塩       小さじ1~2
こしょう    少々
トマトペースト 大さじ2

鶏ガラスープ(水とコンソメの元でも) 1L
ローリエ(あれば)          1枚

サラダオイル  大さじ1
 
【作り方】
1.人参、じゃがいもを乱切りにする。鶏肉は食べやすい大きさに切る
2.ルーをつくる。フライパンにバターを入れ弱火で加熱する
  バターが溶けたら、スパイス類を加え香りを出し、最後に小麦粉を加える
  小麦粉がカレー色になったら、牛乳を加えてペースト状にする
  (小麦粉の加熱のしすぎに注意。苦くなります)
3.鍋にサラダオイルとにんにくを入れ、中火で加熱する
4.にんにくの色が変わったら、玉ねぎを入れさらに炒める
5.玉ねぎがしんなりしてきたら、鶏肉、ジャガイモ、人参を加えさらに炒める
6.鶏肉の表面が焼けたら、鶏ガラスープを加える
  沸騰したら弱火にして、あくを取りながら、野菜に火が通るまで煮込む
7.調味料、ローリエ、2のルーを加えて、弱火で30分以上煮込む


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ショウガを入れたかったのですが、家になかったので断念。
入れると、さらにおいしくなると思います。

トルコ人に食べさせても意外と好評でした。
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# by akdeniz_tk | 2010-06-17 14:19 | レシピ(海外で和食)。 | Trackback | Comments(6)