年に数回アンタルヤで開かれている全国物産展に、
お友達と一緒に出掛けてきました。
毎度おなじみの名物もあれば、知らない名物もあり、
何度、行っても、楽しめるイベントです。
規模自体は今回のよりも大きかったけど、会場が広すぎるとそれはそれで回りづらいし、
さらには、旅直前で時間もなかったし・・・。
だから、今回の全国物産展の方が良かったかも?
これから数回にわたって、全国物産展について書くつもりですが、
まずは、いちばんおもしろかったトコから、スタートです。
イズミット名物、Pişmaniye(ピシマーニエ)。
綿菓子に似ているけれど、綿菓子じゃないし。
韓国の龍のひげに似ているけれど、はちみつは入っていないし。
作り方は動画で知っていましたが、
今回、タイミングよく、実演を見ることができました。
・・・しかも。一番前で、最初から最後までかぶりつくようにね。
飴から、ピシマーニエになるまで、約10分。
・・・写真も撮りまくりです。
ピシマーニエは、数人で一緒になって作ります。
今回は、男性3人。
輪にして、
3方向から同じ力を加えて、引っ張っては、
重ね合わせ・・・
引っ張っては、重ね合わせ・・・
飴が白っぽくなったら、
生地(粉と油入り)を取り出して、
飴と合わせて、
再び、3方向から同じ力で、
引っ張っては、
重ね合わせ、
引っ張っては、重ね合わせ、
綱引きレベルで、すごく力が必要。
職人さんの大きな身体全部を使って、反り返るようにして引っ張っていました。
どんどん細くなって、ピシマーニエができてきます。
ちなみに。お盆の下には、火。
温めながらじゃないと、飴がすぐ固まっちゃうものね。
ふんわりピシマーニエの完成です!!
出来立てを味見させてもらいましたが、
ほのかに暖かくって、口に入れるとふわりと溶けて、
・・・おいしいっ。
冷めたら、型で成形。
『食べるのは簡単だけど、作るのは大変だよ~』
と職人さん。
3方向から同じ力を加えないと、飴が切れちゃうし、
何よりも、ものすごい力仕事だしね。