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セルプメボレイを習いに。

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今まで、何度もUPしていますが、
アンタルヤの名物ボレキ、セルプメ・ボレィ。


職人さんの技を学びに、
お家の近くのお店に行きました。






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セルプメ・ボレイは、ひき肉入りか、白チーズ入りの2種類。















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厨房に入れてもらって、
わたしも、生地を延ばしました。


予想はしていたけど、やっぱりそう簡単にはいかないものですね。

何度かやって、わかったコトは、
(忘れそうなので、書き残しておこうと思います)

1.両手の間をあまりあけない
2.最初は、少し強めに大理石の台にたたきつけるように広げる
3.穴が開いたら、そっと補修
4.でも、真ん中に大穴が開いたら、あきらめる(→ピデ用の生地に)




で。いくつか作らせてもらった結果が、
天板の上にあるボレキ。

なんとなくコツがつかめた気がするし、
後は回数をこなせば、きれいにできるようになるのでは?
と職人さんにも言われました。



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焼くのは、ガスオーブンで、
6~7分ぐらいでした。














どうして、ボレキを習いに行こうか?と思ったかというと、
年末を目途に、帰国することにしました。



いちばんの理由は、やっぱりテロやらクーデターなど、
トルコの状況が微妙だから。

そして、それに付随して出てくる諸問題も大きいです。
トルコ・リラの価値が低下したり、
観光客が激減したので、観光業などが大打撃をうけたり・・・。

特に、アンタルヤでは、観光業が打撃を受けると、
まったく関係がないようなところにも、やっぱり影響が出てきます。
(風がふくと、桶屋がって感じですね)


来年はよくなる!っていうトルコ人も多いけれど、
そうすぐには元通りにならないのではないか?ってうのがわたしの予想。



わたしの場合、お店を閉めたので、どこかで働く必要があるのですが、
就職先(ホテルの厨房など)がこの不景気で少ないし、
お給料の提示額も、以前(5年前)よりは下がったとはいえ、
トルコ人から見たらまだまだ好条件だけど、
日本円で換算すると、かなり目減りしちゃいます
(この額で働いてお金を貯めるとなったら、
 日本への往復の航空チケットを買うのさえ数年かかるねってぐらい)



そもそも、そこまでして、無理にトルコにいる必要はまったくないので、
日本へ帰ろうって決めました。



帰国してから、何をするかは不明ですが、
お料理関係で、何か見つけたいと思っているから、

ボレキ、ギョズレメなどのハムルイシ(粉もの)は、
帰る前に、一通り、習得しておくつもり。
・・・日本人、粉もの好きが多いですしね。



不特定多数の方が閲覧可能なブログなので、
プライベートをどこまで書こうか悩んだけれど、
近況をご報告しておきます。





by akdeniz_tk | 2016-09-14 02:34 | アンタルヤの事情(食物編)。