ブランチに、simit(シミット)を食べに行きました。
アンカラ・シミット、イスタンブル・シミット、アンテップ・シミット、
トラブゾン・シミット、カスタモヌ・シミット・・・・などと、地方色もありますが、
基本は、表面にごまがたっぷりと付いたドーナツ型のパンのコトです。
(補足すると、このカタチの塩味クッキーも、浮き輪も、シミットって言います)
郷土愛の強いトルコ人は、
『○○(自分の出身地)・シミットと、他のには、雲泥の差がある』
って、言いますが、わたしとしては、
焼き立てだったら、どれもおいしい気がします。
店内のオーブンで、シミット職人さんが作業していたので、
逃さず、見学です。
ペクメズ(ブドウの濃縮液)に浸してから、
胡麻をたっぷりつけて輪っかにしておいたシミット用の生地を、
手で少し延ばしながら、まん丸に成型して、
長い木べらにのせていきます。
そのまま、オーブンへ。
オーブンの温度を見たら、235℃でした。
結構、高温で焼くんですね。
木べらを傾けて、
ヒョイっとシミットだけオーブンに並べます。
焼き立て、シミット♪♪
外は、パリッとカリカリに。
中は、ぎゅっと詰まった感じ。
そのまま、シンプルに味わうのも良いですが、
クリームチーズを挟んでもらうと、なお、おいしいです。