たまねぎのケバブ。
最近、読んだ、でも、かなり前(2008年)のニュース記事で知ったんだけど、
アンカラ商工会議所が作った、トルコの美味いもの地図によると、
トルコの郷土料理は、81県全部合わせると、2205種類あるとのコト。
その中には、今まで知っている変な名前のさらに上を行く、
『なに?これ??本当に料理名なの???』
ってのもたくさんあって、もの凄く気になっちゃいました。
たとえば、
『下品で圧化粧で過剰なお洒落をした女のお菓子』とか、
・・・盛りすぎってコト??
『逃亡する(もしくは秘密の行動をする)』とか、
・・・どこに??何をしているの??ってか、全くお料理のイメージができないし、
『脚入りスープ』とか、
・・・実は、これは作ったコトがあります。
足は入っていません。むしろ、ベジタリアンな感じです。
『猫は汚れない』とか、
・・・いつもキレイだってコトですか??
『弾丸が通り抜けないキョフテ』とか・・・。
・・・硬すぎるってコト?それじゃぁおいしくないから、違うよね。
まだ、まだ、たくさんあるけど、長くなるのでこれぐらいにして。
それにしても、どうしてこんな名前にしたんだろ???
って、その発想、ほんとユニーク過ぎですよね。
※もちろん、無難な名前のトルコ料理もありますよ。
ってか、『○○(食材名)の料理』っていう、そのまんまなモノも多いです。
で。今日のも、そんな無難な、そのまんまな名前のお料理、
『たまねぎのケバブ』です。
ミニたまねぎにミートボールを詰めて焼くだけの、
シンプルな割には、とってもおいしいし、
見ためも、なんかかわいいから、
わたしのお気に入りのケバブの1つです。
Soğan Kebabı(ソアン・ケバブ)
【材料】
ミニたまねぎ 12個
牛ひき肉(脂身の多いモノ)120g
塩 小さじ1/2弱
クミン 小さじ1弱
胡椒 少々
【作りかた】
1.ひき肉に塩、クミン、こしょうを加えて、しっかりと捏ね、
20分程度、冷蔵庫で休ませる
2.ミニたまねぎの上下を切り落とし、いちばん表面の皮をむいて、縦半分に切る
3.1のひき肉を12個に分けて、丸くまとめる1のひき肉を12個に分けて、
丸くまとめる
4.2のたまねぎに3のひき肉を詰め、オーブン対応の器に並べる
※そのまま、食卓に出せる容器がお勧めです
5.220℃に予熱したオーブンで、20分程度焼く
※オーブンによって時間が若干変わると思います
トルコでは、豚肉が手に入りにくい(ほぼない)ので脂の多い牛肉を使っていますが、
日本だったら、合いびきを買えば、脂もあって、ちょうど良さそうですよね
by akdeniz_tk | 2016-02-07 08:18 | レシピ(トルコ料理)。