トルコ全国地方名産展・中編。
『全国地方名産』の続きです。
前回がトルコのスィーツならば、
今回は、食品編ってコトで。
まずは、蜂蜜。
カラコバン(Karakovan)バルです。
蜂蜜と、一言で言えないぐらい、
ピンからキリまであって、
ピンの方はというと、
普通に市場に出回っているのでは、
Anzer Bal(アンゼル蜂蜜)の1キロ850TL(4万円ちょっと・・・感覚だと8万円ぐらいです)
Deli Bal(デリ蜂蜜)の1キロ300TL(約1万5000円・・・感覚だと3万円ぐらい?)
など。
普通じゃないものでは、
去年のニュースで見たけれど、
Peri Balの1キロ15,000TL(約75万円・・・感覚だと150万円!!)
・・・誰が買うの???
高価なハチミツは、
動脈硬化を妨げたり、肺疾患、脳疾患を改善したり、
癌などの病気に効果があるとか・・・どこまで、ほんとか知りませんけど。
キリの方はというと、
もはや蜂蜜とは言えない=詐欺まがいな蜂蜜で、
蜂の巣箱の近くに砂糖水を置いて、
蜂に集めさせてつくったりするのです。
カラコバン・バルは、高級、でも、比較的手ごろな蜂蜜です。
2タイプあって、
古くから受け継がれている、木の幹に蜂蜜をつくる製造方法の、カラコバン・バルのお値段は、
1キロ150TL~200TL(約7500円~10000円)。
もう1つのタイプは、木で作った枠を用意しておいて(人間が)、そこに蜂蜜を作る(蜂が)、
人間と蜂の共同作業。こちらは、70~80TL(約3500円~4000円)。
これよりも、かなり高い場合はぼったくられている可能性が、
かなり安い場合は、まがい物の可能性が大きいので、ご注意を。
(値段的に合致していても、まがい物を掴まされる場合もありますけど・・・)
木の幹を使ったカラコバン・バルの動画を貼っておきますけど、
蜂が苦手なヒトは見ない方が良いかも??
(正直、『うぁ~』って思った。。。蜂蜜は好きなんだけど、蜂は苦手なのです)
トルコと言えば、オリーブも豊富。
これだけあると、どれを選んでよいか分からないですよね。
マラティア名産、ドライ・アプリコット。
レーズンじゃなくて、ドライマルベリー。
手作りサルチャ。
トルコでは、サルチャは必須ですよね。
右下のオレンジ色の粉。何かわかりますか?
『タルハナ』っていう、
ヨーグルト、粉、赤ピーマンやトマト、たまねぎなどを混ぜて、
発酵させて作った粉です。
地方によって、材料や作り方に違いはあるけど、
発酵食品+保存食ですね。
タルハナは、スープの素になります。
(うちの調理師さんがお家で作ったタルハナを持ってくるって話していたので、
そのうち、スープとしてUPします・・・じゃないと想像できないですよね)
チーズもいろいろありましたよ。
カルス(東アナドリア地方)のエスキ・カシャール。
味見をしたけど、かなり食べやすかったです。
・・・なにこれ?
って感じですが、これもチーズ。
土器にはいっていました。
(土器の中で作っているのかは、聞いていないけど)
カビのないチーズを味見したんだけど、
(青いのは、ちょっと苦手・・・)
見ためは、光沢のあるフレーク状で、
食べにくくはないんだけど、チーズなの??って感じの不思議なモノでした。
あんまり同じ話題で引っ張るのはどうかと思いますが、
長くなったので、後編に続きます。
by akdeniz_tk | 2015-12-29 02:22 | アンタルヤの事情(生活編)。