初めて(で、たぶん最後)のフォンデュ。
ブサンソンでの夜ごはんです。
ブサンソンは、フラッシュ・コンテ地方の都市。
何が名物なのかしら?と調べてみると、
チーズ、キノコ、ジュラのワインを使ったお料理が多いみたい。
この日は、日曜日。
事前に、調べていた時、ホテルの近くには、
なかなか「ここ!!」っていうお店が見つからなくって、
1軒だけ、La Grangeっていう、チーズ・フォンデュ屋さんがありました。
でも、結局、寒かったのであんまり歩きたくなくって、
もっと近くにあった、La Grangeの姉妹店La planchaに行きました。
(帰ってから、姉妹店だって気が付いたんですけどね。道理で雰囲気が似ているハズです)
ちょっとカントリー風なLa Planchaは、鉄板焼きとフォンデュのお店。
鉄板焼きは、日本の方が、絶対においしいだろうから、
フォンデュを注文しました。
グリーンサラダ(3€)。
安いからしょうがないし、確かにグリーンですが、
これでもか!!って、サラダ菜だけが雑に盛り付けてありました。
Salade de la mer (前菜用9.5€)。
値段とともに、質は上がるんだなぁ~と、納得。
でも、10€のサラダが、こんなに少量だとは・・・フランスだからしょうがない?
ヴァン・ジューンが飲みたかったんだけど、
『ヴァン・ジューンは、ジュラ地方の白ワインのコトですよ』と煙に巻かれました。
・・・そんなコトないハズですが、なかったので、普通のジュラ地方のワイン。
行く前に調べておいたお店、La Grangeのチーズフォンデュのイメージが頭にこびりついていて、
注文したフォンデュ、
fondu bourguignonne(ブルゴーニュ風フォンデュ)とfondu peysanne(田舎風フォンデュ)、
どちらも、お肉にチーズを付けて食べるのかなぁ~?
などと、勝手な妄想をしていたんですけど・・・・オイルフォンデュでした。
赤い器に入ったのが、fondu bourguignonneのビーフ(16.9€)、
ベージュの器に入ったのが、Fondue paysanneの鶏肉(15.9€)。
それぞれ、自家製フレンチフライかポテトグラタン付きです。
(写真は、お肉をまとめて撮っていますが・・・)
山盛りのフレンチフライは、ちっともおいしくなかったけれど
(しかも、オイルフォンデュの添えに、揚げたイモってどうなんだろ?)
グラタンはおいしかったです。やっぱり、チーズの産地だから??
実は、わたしオイルフォンデュを食べるのは、初めて。
食べてみて思ったけど、途中で飽きますねぇ~。
肉・肉・肉・肉・・・・で、単調。
3種類あったソースが、どれも似たような感じで、
しかも、お味もイマイチだったから、余計にそう思ったのかも?
もったいなかったけど、かなりお肉を残しちゃいました。。。
(焼肉なら、同じ量でもお肉を完食できたハズ。)
Fondue bourguignonneもFondue paysanneも、
たぶん、二度と食べないと思います。
同行したみんな同意見。(『まぁ、何事も経験だから、1度は良いけどね』って)
お家で、野菜やキノコなんかも一緒に揚げれば、
また違うんでしょうけどねぇ~。
帰ってきてから、フォンデュについてさらに学んだけど、
Fondue Savoyarde
Fondue Suisse
Fondue Jurassienne
などは、チーズ・フォンデュで、
Fondue bourguignonne=素揚げのオイルフォンデュ
Fondue paysanne=衣付きのオイルフォンデュ
Fondue chinoise=スープフォンデュ
Fondue vigneronne=ワインフォンデュ
Fondue au chocolat=チョコレートフォンデュ
せっかく、フラッシュ・コンテ地方に行ったのだから、
Fondue Jurassienneが食べたかったなぁ~。
La plancha
10, rue Gustave Courbet
Tél : 03 81 48 25 39
by akdeniz_tk | 2012-11-24 19:34 | ヨーロッパでの非日常。