薔薇の町で、薔薇摘みを。
トルコのアンタルヤから、北上するコト約130km。
薔薇の町として有名な、ウスパルタ(Isparta)市があります。
薔薇のシーズンは、
5月の終わりから7月の始めまでの、約1ヶ月ちょっと。
この時期に、薔薇の花を収穫して、ローズオイルなどを精製します。
(ローズオイルの世界シェアナンバー1は、トルコだそうです・・・データ未確認ですが。)
薔薇の収穫は、日の出から数時間のみ。とのコトだったので、
眠い眼をこすりながら、日の出より少し前にアンタルヤを出発して、
7時過ぎにウスパルタへ到着しました。
ウスパルタ郊外に広がる薔薇畑。
薔薇は1つずつ手で摘んでいきます。
ウスパルタでもいろいろな種類の薔薇を見かけますが、
ローズオイルに使われる薔薇は、これ。
ダマスクローズです。
普通の薔薇よりも、さらに香りが高いです。
気の良いおじさんに、
「ちょっと摘んでみなさい」って言われて、
わたしも薔薇摘み体験です。
しっかり開いた薔薇の花だけを摘んでいきます。
刺もあるし、正しいのか?分からないしで、かなりコワゴワ。
すっかり花を摘み終えても、
次の日には、またたくさんのピンクの薔薇が咲くそうです。
摘んだ薔薇は、近くの工場に運び、
そこで、ローズオイルが精製されます。
近くのローズオイルの工場も見学したかったけれど、
ちょっと時間が早すぎて(8時前)、無理でした・・・残念。
「旅のおともに」って、両手いっぱいの薔薇を頂きました。
旅の間も、そして、帰ってきてからも、ずっと良い香りを放ち続けています。
さすが、ローズオイル用の薔薇です。
ちなみに。毎年5月の始めに、ウスパルタでは薔薇祭りが開催されているそうです。
いつか行ってみたいなぁ~。
by akdeniz_tk | 2011-06-25 16:03 | トルコの事情(観光編)。