シャガールブルーに包みこまれて@マインツ。

長々とドイツの旅ばかり書いているうちに、
クリスマスも終わり、
新しい年へのカウントダウンも始まっていました・・・いまさらですね。
明後日、パーティ料理を作るのですが、
『チーズに合わせて作って』というリクエストを受けて、
今日、チーズをもらいに出かけてきました。
どんと渡されたチーズは、チーズ熟成士さんの自信作。
フルムダンベール・オ・ソーテルヌ、ブリケット・デ・ゴール、エポワス、シャウルス、
コンテ(熟成期間の違うのが2種類)、テット・ド・モワンヌの7種類でした。
初めて聞くようなチーズもあって、お料理に合わせるよりも、
このままパンとワインで食べた方が良いんじゃないか???などと思ったりもして、
「明日ゆっくり考えなくちゃ!!」というとこです。
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さて。ドイツの旅7日目、マインツ編の続きです。
きっとこの旅で、わたしがいちばん語りたい場所の1つだと思いますが、
大好きな教会、ザンクトシュテファン教会についてです。
TOPの写真は、教会の入り口。
ここから、素敵なんですよ~。

建てられたのは、990年ですが、第二次世界大戦で破壊。
そして、戦後に再建されて現在に至ります。
さて、教会の中へ。

このドアノブにさえ、釘付け。
かわいい♪♪
卵とお魚、何かの象徴かな???
そっとお魚を押して開けると・・・

まず、青が目に飛び込んできます。

うっとりするぐらい青い青。
シャガールブルーです。

正面。

そして、後方。
4方向、すべてにシャガールブルーのステンドグラスが入っているので、
教会の中まで、ブルーに染まっています。
海の中を漂っているような、そんな感覚。

正面は、シャガール晩年の力作。
ロシア系ユダヤ人であるシャガールが、
ユダヤ教とキリスト教の共通する旧約聖書の場面を表現しているそうです。
わたしの写真では、ちゃんと伝えきれないけれど、
本当に圧倒されてしまうぐらいの美しさでした。
サイドのステンドグラスも、

青を基調に色が抑えられていると思えば、

強烈な赤のさし色。
さすが、色彩の魔術師です。
後方にあった丸窓も何気に素敵で、


一枚ずつに魅せられてしまいました。
また、入り口と反対側に、回廊へ続くドアがあります。


回廊が囲んでいるのは、小さな中庭。
教会の中と、外の光と色のギャップにくらくら。
なんだか、幻想の世界から戻ってきたような、そんな感じです。
そして、また中へ。

一角には、マリア様の祭壇もあります。

ドイツ(というか、ヨーロッパ)のハブ空港、フランクフルト国際空港からマインツまで、
Sバーン(近郊都市鉄道)で行っても30分。
もし、フランクフルトで半日時間が余っていたら、是非。
この教会には、言葉や写真で伝えきれない何かがあると思います。
ちなみに。
写真を整理していたら数年前に行ったランスの大聖堂の写真があったので・・・。
これも、シャガールの作品。

もちろん素敵だったけれど、シャガールのステンドグラスは、ほんの一部だけ。
教会の規模が全然違うのに、
全面がシャガールになっていると、やっぱろ迫力が違います。
(ランスなら、フジタ礼拝堂の方が良かったかも??)
by akdeniz_tk | 2010-12-28 01:41 | ヨーロッパでの非日常。



