汁なし坦々うどん。
10年ぐらい前のコト。
「四川省に坦々麺を食べに行く」という企画のテレビ番組を見ました。
「食べる」のがメインなので、レシピなどは一切なかったのですが、
それでも、調理場での作業を見たり、坦々麺名人のコメントを聞くだけでも、
日本の坦々麺との違いが歴然。
今では、日本でも汁なしの坦々麺が食べられますが、
当時のわたしには、画期的な麺でした。
麺は、「中華めん」よりも、「うどん」のようで、
思った以上に、お酢を加えていた、
という2点を参考にしながら、作ったのが、「汁なし坦々うどん」。
【材料】 2人分
ひき肉 100g(合びき、牛肉、豚肉、お好みで)
ネギ 1本 (みじん切り)
にんにく 2かけ (みじん切り)
しょうが 1かけ (みじん切り)
しょうゆ 大さじ1
ラー油 大さじ3
ごま油 大さじ1
花椒 少々(なければ、胡椒)
水 50ml
うどん 200g(乾麺)
(タレ)
ラー油 大さじ1(後述)
しょうゆ 大さじ1
酢 大さじ1
芝麻醤 大さじ1(tahinでも、練りゴマでもOK)
(飾り)
香菜 少量
【作り方】
1.にんにくと少量の油(材料外)をフライパンに入れ火にかける
2.にんにくの色が変わり始めたら、ショウガとネギを加え炒め、ひき肉を加える
3.肉の色が変わってきたら、水、しょう油、花椒、ラー油を加えて煮込む
4.うどんを茹でる
5.3の水分が少なくなってきたら、ごま油を入れて混ぜる
6.(タレを作る)小さなお椀に、タレの材料を入れてよく混ぜる
7.茹であがったうどんを、6のお椀に入れ、上から5をかける
8.香菜を飾る
※中国式に、小さなお椀(ご飯茶椀ぐらい)を使います
1人2杯ぐらい食べられると思います
ちなみに。うどんの代わりにパスタで試してみたものの(アンタルヤ時代)、
かなりの不人気でした。トルコ人には、もちろん、日本人にも不評。
お勧めは、うどん。
それも、断面が丸いうどんが一番おいしいです。
食べるラー油が流行っていますが、
わたしがいつも作るのは、昔からの普通のラー油。
ベースは、とうがらしとサラダ油。
それ以外の材料は、その時、家にあるものを使います。
今回のラー油の材料は、とうがらしとサラダ油の他、
ネギ、ショウガ、にんにく、胡椒、八角、ごま油。
ウルファ(トルコ)産のとうがらしでラー油を作ると、
辛い中にも、甘みが出て、とっても奥深い味になります。
by akdeniz_tk | 2010-07-14 15:11 | レシピ(アジア系)。