世界演劇フェスティバル。
フェスティバルには、国外からはロシア、ドイツ、スペイン、グルジア
トルコ国内からはアンカラ、イスタンブルの公的劇団が参加。
トルコの大きな都市には、devlet tiyatroları(公的劇団と劇場)があります。
アンタルヤにも、アンタルヤデブレットティヤトロスがあり、
普段からここでは、
劇、オペラ、ミュージカル、コンサート・・・など、
さまざまなプログラムが催されています。
ずっと行きたかったのですが、なかなか機会に恵まれず、
今回、初の観劇となりました。
『これが見たい!』というのプログラムもなかったので、
週末に行われたドイツの劇「Bilge Nathan」を見てきました。
それなりに、人も入っていました。
ドイツの劇だけあって、外国人も多かったです。
劇は、ダァ~ンという大きな音とともに始まりました。
そして、若い女性のダンス。その後、年老いた男性と中年の女性の登場。
と、ここまでは順調だったのですが・・・・。
なんと!なんと!なんと!!!
2人が話し始めたのは、ドイツ語。
・・・ドイツの劇という説明はありましたが、ドイツ語の劇とは一言も聞いていません。
一応、(申し訳程度に)舞台の上と、左側にトルコ語の字幕が出ていましたが、
左側は文字が小さすぎて読めないし、
上は高すぎて、読んでいると舞台が全く見えません。
しかも、舞台に合わせて(話すスピードで)、字幕が変わるので、
読んでいる途中で次に切り替わり、間に合いません。
それに、最後まで読めても、息つく暇もなく次が来るので、
劇を楽しむ暇はなく・・・ただ疲れるだけでした。
途中から、字幕を読むのを諦め、ただ舞台を見ていましたが、
聞き取れたドイツ語は「ナイン」と「クランケ」のみ。
それじゃあ、さっぱり内容が分かりません。せめて、英語だったら・・・。
結局、何もわからないままの2時間ちょっと。
いったい、何をしにきたのだろう?って感じでした。
今回の教訓。
チケットを買う時に、「何語で上演されますか?」と確認を忘れないコト。
by akdeniz_tk | 2010-05-29 01:29 | アンタルヤの事情(生活編)。