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世界演劇フェスティバル。

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アンタルヤでは、5月17日から30日まで、世界演劇フェスティバルが行われています。
フェスティバルには、国外からはロシア、ドイツ、スペイン、グルジア
トルコ国内からはアンカラ、イスタンブルの公的劇団が参加。


トルコの大きな都市には、devlet tiyatroları(公的劇団と劇場)があります。
アンタルヤにも、アンタルヤデブレットティヤトロスがあり、
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劇場は、大きくてとってもきれい。


普段からここでは、
劇、オペラ、ミュージカル、コンサート・・・など、
さまざまなプログラムが催されています。
ずっと行きたかったのですが、なかなか機会に恵まれず、
今回、初の観劇となりました。


『これが見たい!』というのプログラムもなかったので、
週末に行われたドイツの劇「Bilge Nathan」を見てきました。

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会場は、小さめですが、それだけ、近くで見れるので嬉しいかも・・・。
それなりに、人も入っていました。
ドイツの劇だけあって、外国人も多かったです。


劇は、ダァ~ンという大きな音とともに始まりました。
そして、若い女性のダンス。その後、年老いた男性と中年の女性の登場。
と、ここまでは順調だったのですが・・・・。

なんと!なんと!なんと!!!
2人が話し始めたのは、ドイツ語。
・・・ドイツの劇という説明はありましたが、ドイツ語の劇とは一言も聞いていません。

一応、(申し訳程度に)舞台の上と、左側にトルコ語の字幕が出ていましたが、
左側は文字が小さすぎて読めないし、
上は高すぎて、読んでいると舞台が全く見えません。

しかも、舞台に合わせて(話すスピードで)、字幕が変わるので、
読んでいる途中で次に切り替わり、間に合いません。
それに、最後まで読めても、息つく暇もなく次が来るので、
劇を楽しむ暇はなく・・・ただ疲れるだけでした。


途中から、字幕を読むのを諦め、ただ舞台を見ていましたが、
聞き取れたドイツ語は「ナイン」と「クランケ」のみ。
それじゃあ、さっぱり内容が分かりません。せめて、英語だったら・・・。

結局、何もわからないままの2時間ちょっと。
いったい、何をしにきたのだろう?って感じでした。



今回の教訓。
チケットを買う時に、「何語で上演されますか?」と確認を忘れないコト。

by akdeniz_tk | 2010-05-29 01:29 | アンタルヤの事情(生活編)。