アンテップの名物といえば・・・(続きです)。

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前回の続き、全国物産展についてです。

アンテップについての前置きが長すぎて、
全く本題に入れませんでしたので、
今回は、導入部分なしの本題のみ。


物産展で扱っているのは、ほとんど食材。
ご当地料理があれば、嬉しいのだけど・・・。







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まず、外せないのが唐辛子。
トルコの東の方って、スパイシーな(唐辛子辛い)お料理が多いです。

なので、唐辛子と一言で言っても、いろんな種類が売っています。
 ※袋の表示を見たら、アンテップだけじゃなくて、その周辺産もあったけど。


トルコの粗挽きとうがらしって、そんなに辛みが強くないので、
いろいろなお料理に使いやすいですよ。









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辛いといえば、ISOTっていう黒っぽい唐辛子。
辛いのだけど、ふくよかなうま味があります。

ISOTの右上にあるのは、スマック・パウダー。
スマックは、ウルシ科の植物です。
サラダの上にかけたり、クスル(ひき割り小麦のサラダ)に入れたり。
お味は、日本のふりかけ『ゆかり』に似ています。






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茄子やトマトなどの乾燥野菜。
ドルマ(詰め物)を作るときに使います。
ミニオクラの場合は、スープに。





わたしは使ったことがないけど、お友達が作ってくれたドルマのリンク張っておきます。








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menengiç kahvesi。

メネンギッチっていうウルシ科の木の実を使って、
コーヒーっぽく淹れます。
コーヒーよりも、ずっと、ずっと、身体に良いそうですよ。
・・・でも、わたしは普通のコーヒーが好き。



全国物産展では、ご当地料理じゃなくて、食材がほとんどなので、
やっぱり、本場に行って、味わいたいですよねぇ~。





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by akdeniz_tk | 2017-03-10 13:51 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(8)

気軽に行けないトコになってしまいましたが・・・(旅行・お出かけ部門)。



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かなり間があいてしまいましたが、
以前に行った全国物産展の続きです。


イズミットのピシマーニエ
トカットの水牛チーズなど
ヴァンの朝食シリーズ
サカリアの木匙職人
カルスとエルジンジャンのチーズ


そして、今回は、ハタイ。
まずは、地図で場所確認ですね。



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ハタイ(県庁所在地はアンタクヤ)はトルコの南。
シリアとの国境の県です。

ほんと、すぐそこがシリアだから、
外務省の海外安全情報で、危険情報レベルを見ると、
県の半分がレベル4(退避勧告)、
そしてもう半分がレベル2(不要不急の渡航はやめてください)
なので、

最近は、気軽にふらりと行けるトコじゃなくなりました。

まだ気軽に行けた頃(2010年って、もう7年も前のコトなのね)に、
1泊だけ滞在した旅の記録は、こちら()。
おいしいものたくさんで、楽しいトコだったのに・・・今はどんな感じなのでしょうね。






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ハタイのオーガニックなザクロ・エキスと、
スマック・エキス。

スマックは、紫蘇に似たウルシ科の植物で、
普通は粉末状のハーブ(スパイス)でサラダなどに入れたりしますが、
エキスもあります。
・・・市民講座で一緒だった女性は、ドルマを作るときに使うって言っていたよ。









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真っ黒いのは、胡桃の甘煮。
右側はカボチャの甘煮。

どちらも、とっても、とっても甘いです。










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テル・カダイフ。

細い細い麺状の生地で、お菓子に使います。

作り方も面白いんですよ~。(以前UPしていますので、今回は割愛)
















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キョンベ・クッキー。

自分で作ったコトはあったけど、市販のモノは初めて食べました。













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オリーブの石鹸や菩提樹の石鹸も有名です。



7年前に、1泊では物足りなかったので、
また行きたいと思っていたけれど、もうそんな状況じゃないし・・・。


シリアの問題が解決して、再び平和が訪れるコトを祈っています。




第一回プラチナブロガーコンテスト
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by akdeniz_tk | 2017-01-31 22:58 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(6)

Vanの朝食に欠かせないものといえば。

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トルコの全国から集めた物産展の続きです。


トルコの東部の町、Vanといえば、
琥珀色か青色かそれを併せ持つオッドアイの目をした、泳げる猫
ターキッシュ・ヴァンや、
トルコ最大の湖、ヴァン湖で知られていますが・・・、

Vanの朝食も、かなり有名です。









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まずは、地図で、Vanの位置をチェック!!

東アナドリア地方にあり、イランとの国境に接しています。
(右端にあるので、写真をクリックするとわかりやすいかも?)











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Vanのブースでは、朝食の材料が並んでいました。


蜂蜜、ヨーグルトなどとともにあった、ペースト。
ヘーゼルナッツか何かだった記憶が・・・。








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ヤール・エキメッキ。












そして・・・。

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オトゥル・ペーニル。

カビじゃなくて、草(ot)入りのチーズですが、
癖があるので、わたしは苦手。

でも。Vanの朝食には、なくてはならないアイテムです。










贅沢、Vanの朝食は、以前、UPしているので、
そちらでどうぞ。








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by akdeniz_tk | 2016-12-16 07:23 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(4)

なんにでも専門家っているのだろうけど、木匙職人さんっているんだね(サカリヤ)。

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忘れないうちに、トルコ全国物産展の続きを。

今回は、食べ物じゃなくて、キッチングッズです。



サカリヤのブースでは、木匙職人さんが実演販売中でした。



サカリヤって、どこ??
まずは、地図チェックですね。




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サカリヤは、トルコ北西部マルマラ地方にあります。
県都が、アダパザル。
・・・アダパザルはアダパザルとして知っていたけど、
   サカリヤの中にあるって初めて知ったわ~。
   県都と県名が違うとわかりにくいですよね。
   トルコでは、そんな県が4県(wikipedia情報)らしいけど、
   ハタイ県(アンタクヤ)、コジャエリ県(イズミット)、あとは1つはどこ??
   調べたけど、見落としたみたいで・・・ご存知の方、補足lütfen‼

   















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10歳のときに、お父さんとお爺さんに教えられて作り始め、
その道、60年の木匙職人さん。














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いちばん良いのは、ŞİMŞİR。

ŞİMŞİRはツゲ科の樹だそうで、
そういえば、日本でも柘植の櫛は良いって言うよね。

だけど。今のトルコの木匙のほとんどは、
ŞİMŞİRじゃなくて、ブナの樹製だそう。









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昔の水差し。

注ぎ口に、枝の分かれているトコを使っているのが、
おもしろいです。









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極細オクラヴァもありましたよ。

ユフカを広げるためじゃなくて、
ブルマ用。
・・・道理で、普通のオクラヴァで作ったら、
   ずいぶん穴が大きくなった訳だね。







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by akdeniz_tk | 2016-12-12 07:21 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback

トカットは、水牛で有名なの?

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地方物産展より、トルコの名物紹介の続きです。
今回は、トカット編。


トカットといえば、食べ物じゃなくて、バスク(型押し)が思い浮かびますが、
意外と、いろいろ食品系名物もあるみたいです。









まずは、トカットの位置を地図で確認すると、


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黒海には面していないけれど、黒海地方の県です。


食べ物の名物としては、
トカット・ケバブが有名だけど、物産展では売っていません。。。

じゃぁ、何が売っているか?というと・・・。




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ブドウの葉っぱ。

サルマ(ブドウの葉っぱロール)自体、
トカットは有名だそうです。
・・・トルコのどの地方でも食べるけどね。

お隣りの白いチーズっぽいのは、
水牛のミルクのチョケレッキ(çökelek)。

ロルペーニルに似ていますが、
チョケレッキはアイランから作ります。








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全部、水牛のチーズだって!!


トカットって水牛が有名なの?って思って調べたら、
水牛フェスティバルまで開催されているらしいです。










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水牛のカビチーズ。

放っておいたら、カビが生えちゃったっていうような、
そんな見た目ですよね。(・・・わたしは、苦手)











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アジュカ(Acuka)。

地方によっては、Muhammaraとも言いますが、
クルミとサルチャを使ったスパイシーなペースト。

もともと好きですけど、ここのもおいしかったです。











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ヘーゼルナッツのペースト。

無糖なのに、かなり甘いのは、
ブドウのシュラ(Şıra)を入れているからだそうです。

※シュラは、濃厚ぶどうジュースみたいなもの







こうしてみると、トカットも面白そうですよねぇ~。
バスクと水牛を求めて行ってみたいって思いました。









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by akdeniz_tk | 2016-12-07 06:34 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(2)

カルスとエルジンジャンのチーズ。

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地方物産展より、トルコ国内の名物紹介。
カルスとエルジンジャン編です。






カルスもエルジンジャンも、あまり馴染みがない地名だと思うので、
まず地図で場所を確認。


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アンカラを入れたら、地図が横長になってしまいましたが、
(カルスが画面にでていないときは、写真をクリックしてみてください)
地図の右端がカルス、中央右寄りにエルジンジャン、
そして、アンカラはいちばん左端です。

カルスはアルメニアに接していて、国境までわずか45km。
歴史的には、グラトゥニ朝アルメニアの首都だったり、
ロシア政権下におかれた時代があったり・・・。
文化的に混ざり合っていそうだから、行けたらおもしろそうですよね。

でも。夏は良いけど(平均気温30℃)、冬は-15℃(ひどいときには、-45℃だって!!)
っていうから、行く時期を考える必要がありそう。


まぁ。今の情勢だと、どちらも無理して行かない方が良いトコかな?
外務省の安全情報では、レベル1の『十分注意してください』だけど・・・。







物産展は、そんな行きにくい地域の名産が、現地に向かわないでも味わえる、
とってもありがたい企画。
しかも、現地直送だから、お値段も少し安い気がします。







まず、カルスのチーズから。


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エスキ・カシャール(eski kaşar)。

トルコで、チーズ(peynir)といえば白チーズ。
日本のチーズは、カシャール・ペーニル(kaşar peyniri)、またはカシャールです。

エスキ・カシャールは、
eski(古い)という名の通り、6か月程度熟成させて作られたチーズ。
カルスのは、有名です。


表面にカビが吹き付けてあると、半年なの?ってぐらい古く見えますよね。











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Göbek Kaşar(ギョベッキ・カシャール)。


エスキ・カシャールもギョベッキ・カシャールも癖がなく、
食べやすいです。













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ほかには。

カルスのbidon tulum peynirって表示されていた
3つの種類のチーズが混ざり合ったようなチーズ。

トラブゾンでも同じようなチーズみたけど、
トラブゾンで試食したのは、もっと癖がありました。







一方、エルジンジャンの名産として、並んでいたのは・・・。



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tulum peyniri(トゥルム・ペーニリ)。
トゥルムは、羊などの皮に入れて発酵させたチーズのコトです。


トゥルム自体、トルコのいろいろな地方で作っているのですが、
(エーゲの方のトゥルムも有名ですよ)
食べやすいモノから、癖があるモノまで、様々。
試食してからじゃないと、買うのに躊躇しちゃうチーズのひとつです。










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普通のペーニルもありました。

お豆腐にそっくり。
(って、トルコ人は逆にお豆腐を見ると、ペーニルにそっくりって思うんですけど)












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若干グロテスクに見えたこれ、バターでした。









エルジンジャンのブースでは、チーズ以外にも、


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ヘルヴァとか、






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レブレビも売っていましたよ。













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レブレビは、炒ったひよこ豆。

エルジンジャンの名物というよりは、エルジンジャンでもあるよね
って感じですけど・・・。
(レブレビの産地って言われて、いちばん先に思いつくのは、チョルム。
 他にも、アマスヤ、カイセリ、トカット、マルディンなどでも作っています)









『わたしの為に、陽を集めて』
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by akdeniz_tk | 2016-12-03 21:48 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(10)

beypazarı kurusuとbeypazarıの名物。

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トルコの全国物産展に出かける度に、
『こんな名物があるよ!』って紹介していますが、

有名な県(や地名)ならまだしも、
わたしでさえ、『どこにあるんだっけ?』って思うような、
地方の地名を聞いたところで、
トルコ以外に住んでいたら、さっぱりですよね。


なので。今回(たぶん最後の物産展だし)は、
いつもと違って、名物とその地方としてまとめてみようかと思います。

ひとつ、ひとつ取り上げると、結構かかりそうなので、
一気に紹介するのではなく、週に1~2回のペースでね。





今回は、『意外においしいねぇ~』とお友達とうなずき合った、
beypazarı kurusu(ベイパザル・クルス)から。





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『beypazarıってどこよ?』って思う方も多いでしょうけど、
アンカラ県内の自治体(郡でいいのかな?)です。


ベイパザルといえば、人参。
トルコ国内生産量の約半分を占めていて、
人参フェスティバルがあったり、
街中に大きな人参のオブジェが飾られていたりしますが、
(トルコの街では、その地で有名なものが大きなオブジェになっていることが多いです。
 アンタルヤだと、大きなオレンジのオブジェがありますよ~)

地方物産展で人参は売っていません。。。



肉入りのクレイポットライスのような、
Beypazarı Güveci(ベイパザル・ギュベチ)も有名ですが、
これも、物産展では出てきません。。。
・・・あったら、嬉しいのにね。







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Beypazarı Kurusu(ベイパザル・クルス)。

ラスクのような、乾パンのような・・・。


おいしそうに見えないので、いつもスルーしていたけれど、
渡された試食を味わってみると、予想外のおいしさにびっくり。
素朴なんだけど、ひとつ食べると、もうひとつ食べたくなるような、
そんな後を引くおいしさでした。









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材料は、牛乳、バター、小麦粉。
石窯で焼いたものを、
さらに会場でも、電気オーブンで乾燥させていました。










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エリシテ(乾燥させた手打ちパスタ)も名物のひとつ。












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ほかには、80層のバクラヴァ。
(普通のは、4~50層だったかな?)









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by akdeniz_tk | 2016-12-01 18:00 | 名物料理と食材辞典。 | Trackback | Comments(4)