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アルボンディガス。

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日本では、お肉屋さんやスーパーで、
わざわざお肉をひいてもらって、ひき肉として買うコトはなかったけれど、
トルコでは、それが主流。

もちろん、パックに入って、ひき肉として売っているのもあるけれど、
トルコ人に言わせれば、
『何の肉が入っているかわかったもんじゃない』と。

・・・そこまで、信用ないの?
って、思うけどね。

確かに。パックに入ったひき肉って、
賞味期限が普通のお肉よりも長いから、
保存料とか入っていそうな気もするし、
(ガス充填包装なだけで、保存料は添加していないかもしれないけど)

お値段もたいして変わらないし、
(1キロあたり、300円ぐらい。
 日本のように、100g換算で換算したら、30円?誤差の内だよね)
それに、パックだと最低500gなので少ない量を変えないし、
だったら、ひいてもらおうかな?って感じです。


でも。小さなスーパーだと精肉の量り売りコーナーがないので、
パックのお肉を買うしかないんですけどね。








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本当は、北欧風なミートボールが作りたかったんだけど、
(フィンランド語だとLihapullat、スウェーデン語だとKöttbullar、
 日本語に訳しちゃうと、どっちもミートボールだね)
リンゴンベリーのジャムもないし、
サワークリームやその代わりになりそうな乳製品も買い置きがなかったし、
冷蔵庫はパザルで買った野菜でギュウギュウだし、



それなら!!と作ったのが、スペイン語のミートボール、アルボンディガス(albondigas)。

イメージは、ナンシーピカード著『特製チリコンカルネの殺人』に少しだけ描写されていた、
メキシコ風のミートボール入りスープです。


キャベツ、ズッキーニ、人参、トマト・・・これでもか!!
ってぐらい野菜をたっぷり入れて、
トウガラシとトマトの2種類のサルチャを使って、
ターキッシュなメキシコ料理??

当日は、野菜の甘さが強くて、微妙かなぁ~とも思ったけど、
1日寝かせたら、よい感じになりました。

いろんな食材やスパイスを使う煮込み系は、
作ったすぐよりも、翌日の方がおいしいですね。









by akdeniz_tk | 2016-05-10 05:56 | アンタルヤの事情(食物編)。