ブルグルを使った2つのキョフテ。
普通、キョフテといえば、
肉団子(ミートボール・ミニハンバーグ?)。
他にも、メルジメッキ・キョフテスィ(レンズ豆のキョフテ)など、
お肉じゃなくても団子状になっているのは、
キョフテと名がついているモノもありますけどね。
で。今日のキョフテも、そんな、ちょっと変わりモノを2つ。
SİNİ KÖFTE(シニ・キョフテ)。
アンテップの郷土料理の1つです。
siniっていうのは、大きなお盆(トレイ)のコト。
※わたしも、初めて知ったけどね。お盆=テプシだと思っていたよ。
イチリ・キョフテ(前にUPしているので、どんなものか?って気になる方は、こちら)
の材料を、キョフテ状にせずに、トレイに重ねたような感じです。
わたしの想像では、丸めて詰めるのがめんどくさくなって、
トレイで一気に作ったのが始まりではないか?と。
(だって、1個ずつキョフテを作るのって、案外手間だもの)
お肉は入っているけれど、中に挟んである具にだけなので、
ほぼ、ブルグルな感じのキョフテです。
そして、こっちは全くお肉が入らないFellah Köfte(フェラッフ・キョフテ)。
fellahは、農家・農民って意味があるのですが(辞書によるとね)、
これも、今知ったけど(調理師さんと話をしていて)、
アダナ(地方)のヒトとか、アラブ人のコトもfellahって言うみたいです。。。
農民のキョフテだからなのか?肉がまったく入らない、ブルグル団子なキョフテです。
写真は、それなりに見えるけど、
あんまり上手にできなくて、ガッカリ。。。
(なんとなく、失敗した『すいとん』っぽかったよ~)
もう一度、レシピを見直して、作ってみようって思っているトコです。
by akdeniz_tk | 2016-02-17 01:06 | アンタルヤの事情(食物編)。