トルコの羊毛フェルト(ケチェ)。
イスタンブルの続きです。
アヤソフィアの中を見学した後、
『盗まれた遺跡を見に行きましょう!』とzeytinさんに連れて行ってもらったのは、
トプカプ宮殿方向にある他の入り口(こっちもアヤソフィアです)。
以前、zeytinさんのブログで読んで興味があったのですが、
(詳しくは、盗まれた遺産1 アヤソフィヤ博物館のタイル画 で)
ここにある、セリム2世廟の入口にある対のタイル。
1つは本物で、1つは偽物なんですよ。
(盗まれたタイル画は、現在、ルーブル美術館に飾ってあるとのコト)
※カメラの調子が悪くて、写真は全く残っていません。。。
そして、その後、向かったのは、keçe(羊毛フェルト)のお店。
トルコの人間国宝メフメット・ギルギチ氏のアトリエ兼ショップ、
Ikoniumです。
フェルトというと薄い単色のシート状のモノ(とか、それで作った小物)とか、
ニードルワークとかのイメージが強いのですが(わたしだけ?)、
それもあったけど、メインはこっち。布フェルト。
詳しい作り方も、zeytinさんのトコで。★
後継者が少ないとのコトだったんですが、
zeytinさんの体験談を読んで、納得しました。
翌日、腕の筋肉痛で手が上がらないぐらいの重労働だし、
それだけ頑張っても、女性が作るモノは、力不足で、
男性に比べると、フェルト化が甘いそうです。。。。
上の階がショップになっていて、
下の階は、アトリエ。
ここで、フェルト作業のワークショップもあるそうです。
Ikonium
Binbir Direk Mah. Dr.Sevki Bey Sok. No.6, Sultanahmet Istanbul
by akdeniz_tk | 2013-02-27 04:01 | トルコの事情(観光編)。