村のバクラヴァ。
ずるずる続けていたYörük(ヨリュク)村の記録も、最後です。
村のお母さんとの話の中で、
「ちょっと前に、ご近所さんにバクラヴァを教えてもらったけど、
出来がイマイチだった。。。」と話したら、
「わたし、バクラヴァとかも作って、売っているのよ!!
是非、食べて違いを感じて!!!」と自信満々の村のお母さん。
共同洗濯小屋から、帰った後に、
お家の隣にある、小さな小屋(家?)に案内されて、
そこで、バクラヴァを味見させてもらいました。
※ バクラヴァは、トルコを代表する、甘い甘いシロップがけのお菓子です。
1切れが少し大きめのバクラヴァ。
基本的には、バクラヴァとか甘過ぎるから苦手で、
あまり食べないのですが、
・・・おいしいのは、パクッと食べられるみたい。
今まで食べたバクラヴァで、トップ5に入ります。
ポイントは、やっぱり、生地を薄く広げるコト。
「新聞の上に乗せて広げた生地を乗せても、
新聞がちゃんと読めるぐらいじゃないと駄目」らしいです。
って、簡単に言われても、なかなかできるモノじゃないんですけどね。
シロップをかける前のバクラヴァは、長期保存がきくとのコト。
こうやって、大量に作って、置いておくそうです。
まったりとした時間を過ごしていると・・・。
お宅を拝見に来た次のお客さん(トルコ人)がやってきて、
そんなおしゃべりも強制終了。
「これ、記念に。プレゼントよ」と
ピノキオのキーホルダーまでもらっちゃいました。
入場料を払ったとはいえ、雀の涙(2TL=100円)?
2時間ぐらい、しっかりお邪魔して、
バクラヴァをごちそうになって、しかも、記念品までもらって、
これじゃあなんだか申し訳ないなぁ~と、
お母さんの作ったエリシテ(手打ち麺、うどんの細切れみたいなの)を買って帰りました。
わたしのサフランボルの思い出は、
サフランボルの町よりも、この村の方が強いかも?
本当に、良いトコでした。
by akdeniz_tk | 2011-07-17 19:17 | 名物料理と食材辞典。